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食物繊維がごぼうの 約7倍!

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食物繊維はお腹の調子を整えます

ごぼう(根・ゆで):6.1g

可食部100g当り含有量

ひじきに含まれる食物繊維

糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルに次いで第6の栄養素といわれている“食物繊維”についてお話しします。

食物繊維の働きとは

食物繊維は、主に野菜や果物、海藻など植物性食品に多く含まれています。「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義され、消化されないため体の中をそのままの状態で通過し体外に排出されます。また食物繊維は、水に溶けにくい『不溶性』と、水に溶けやすい『水溶性』に分類され、それぞれ働きが異なります。

水溶性食物繊維

ペクチン(果物、オクラなど)、マンナン(こんにゃくなど)、アルギン酸(こんぶ、わかめなど)、フコイダン(もずく、ひじきなど)など

【はたらき】

胃から腸を通り排泄される間に、腸内のさまざまな物質を吸着して、体外に運び出します。

●ナトリウムと結びついて排泄を促す。 →高血圧予防

●ブドウ糖の吸収速度を遅らせて、血糖値の上昇を抑える。→糖尿病予防

●コレステロールを原料として作られる胆汁酸と結びつき排泄を促す。→動脈硬化予防

不溶性食物繊維

セルロース(穀物、野菜、大豆など)、ヘミセルロース(穀類の外皮、大豆など)、キチン(カニやエビの殻、きのこ類など)、グルカン(きのこ類など)など

【はたらき】

水には溶けませんが、水分を吸収してから数倍から数十倍にもかさを増します。

●大腸で水分を保持し腸の内容物を増やして排便を促す。→便秘の予防

●排便が促進されることによって、有害物質(残留農薬や食品添加物等)を吸着し排泄を促すため、停滞時間が短くなる。→有害物質の排泄促進、大腸がんの予防

●植物の細胞壁を構成しているため、かみごたえのあるものが多く、満腹感が出やすい。→肥満の予防・改善

※ほとんどの食品には、水溶性と不溶性食物繊維の両方が含まれています。水溶性・不溶性にあまりこだわらず、食物繊維自体の量を十分摂ることが大切です。

1日の目安量は?

厚生労働省の「食事摂取基準」(2015年版)では、1日の食物繊維の摂取目標量は、男性20g、女性17~18g(年齢による)と定められています。 便秘や生活習慣病の予防や改善を期待する場合は、1日20~25g以上が目安とされています。

食物繊維が不足していると、腸内環境の悪化により便秘や大腸がん、肌荒れを起こしたり、満腹感を感じにくくなるなどで、肥満、糖尿病、虚血性心疾患などのリスクが高まります。

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