野菜不足と痛風の関係性
肥満と野菜不足には深い関係がありますが、野菜不足が進行することによって痛風も引き起こされてしまうのです。野菜不足が深刻になっている今、それが原因で起こる生活習慣病も日本の国民病といわれるほど重大な問題となっています。
特に若い世代の野菜不足が深刻で、食生活の欧米化に伴って今の生活をこのまま続けていると、将来なんらかの生活習慣病にほぼ100%かかるといわれ、年齢を重ねるにつれてとても心配になってきます。その中でも、1度かかると治すことは難しく痛みや食事制限などの辛い生活を余儀なくされる「痛風」。
痛風と野菜不足とはどのような関係があるのでしょうか?
痛風とは
血液中に含まれる尿酸値が異常なまでに高くなると、高尿酸血症と診断がされます。そうなると次第に尿酸が身体の中に溜まりはじめ、それが結晶になってひどい関節炎を引き起こします。
現在は治療薬なども充実してきてはいますが、何度も繰り返したりひどい場合は腎臓を悪くして、尿路結石になる場合などもあるとても重大な病気の1つです。
漢字の通り、風が当たっただけですらひどい痛みを感じる、耐え難い関節痛、痛風。
最初は足の指の関節などから痛みだし、悪化すると足首やひざ、手首など、日常生活に支障がでるようになってきます。
痛風になると心血管障害や動脈硬化などのリスクも高くなるので、できる限り避けたい病気です。
痛風は野菜不足と深い関わりがあります。
プリン体を分解したときに尿酸が発生するので、プリン体を多く含む食品や飲み物は避けた方がいいのですが、一番大切なのは尿酸を体外に排出する力を持つアルカリ性の食べ物、また尿酸値を下げる働きがあるビタミンやカリウムを含む野菜を積極的に毎日の食事に取り入れることです。
アルカリ性の野菜
キャベツ/ ほうれん草/ 小松菜/ 人参/ 大根/ ナス/ 玉ねぎ
ビタミンやカリウムは緑黄色野菜、特に旬の野菜にとても豊富に含まれています。
野菜は身体をヘルシーに健康に導いてくれる自然の特効薬なのです。
野菜不足になると身体の中の様々な毒素が排出されずに溜まり、肥満や肌荒れ、病気を引き起こしてしまいます。毎日の食事に、旬の美味しい野菜をたっぷりと取り入れて、将来病気で苦しまないためにも健康的な身体を手に入れましょう♪