貧血の症状には、頭痛、疲れやすい、顔色が悪い、息切れ、動悸がする、月経異常などがあります。
しかし、疲れやストレスの症状にも似ているため、子どもたちにとって自覚しにくく、大人たちも気づいてあげることが難しい症状とも言えるでしょう。
しかし、貧血の症状にはひとつの特徴があると言われています。
それは、集中力と理解力の低下、その影響による学力の低下です。
貧血と学力の関係性を裏づける資料に、広島県立安芸高等学校の生徒を調査した報告書があります。
これによると、集中力の欠如や体調不良などの症状によって、貧血が子どもたちの学習意欲の低下を引き起こしていることが指摘されています。
血中ヘモグロビン値と学力偏差値の比較図では、血中ヘモグロビン値が高い学校ほど、偏差値が高い傾向にある調査結果も示されています。
鉄分は勉強に励む思春期の子どもたちにとっても、必要不可欠な成分であるといっても過言ではありません。
子供も持つ親として、体調管理も含めて鉄分不足には、しっかりと注意した食事を作りたいと思います。
…といっても難しいと続かない性格のため、夕飯に鉄釜ひじきをの煮物を一品追加で許してください(笑)